沈むものを

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石を川に投げると暗い川底に沈んでいきます。これは誰もが知っていることです。だから、沈んでいく石に向かって「浮かんでこい」と言う人はいません。
阿弥陀様は私たちを見抜かれました。「このものたちはまことなるものを何ももたない。おのれが造った罪悪(つみあく)のため、迷いの命を何度も何度も送るだろう」と。
私たち生きとし生けるものは迷いの命に沈みます。阿弥陀様は私たちに向かって何も要求されません。なぜなら沈むしかないものに「己の力で浮かんでこい」と言ってもどうしようもないからです。 阿弥陀様は、愚かしい命を繰り返すばかりの私たちに「行動」や「心」や「力」を要求するのではなく、ただただ「救い」を告げられました。石を川底から手ですくいあげるように、どうにもならない私たちを、我が子を抱くようにかかえあげ、お浄土に生まれさせ、苦を抜いてくださるのです。 去年のお盆から今年のお盆の間の一年間で、私の住む八代市だけで約1,400人の方がなくなられました。82年間の命もありました、50年間の命もありました、母のお腹から出て数日間の命もありました。約1,400人の方が亡くなられたということはその5倍10倍と涙を流された方々がいたということです。 我が子の亡骸を抱いて嗚咽された方もありました、おやすみと言って次の日起きてこなかったご主人を抱きしめて呻いた方もありました。様々な生き様をおくる私たち、時には呻くことしかできないような私たちに、何か要求するのではなく、共に涙を流しながら「安心せよ安心せよ」と抱きかかえてくださる仏様が阿弥陀様であります。

勝明寺副住職 木下明水

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コメントテストです

コメントテストその2です。

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